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パク・ムジン(パク・ヒスン)とカン・イナ(チュ・ジャヒョン)夫妻には娘パク・スホ(キム・ファンヒ)と息子パク・ソンホ(ナム・ダルム)がいて平凡な家庭だったが、一家を襲った悲劇が襲う。

中学3年生の時、ソンホが学校の屋上から転落をして昏睡状態になる。

警察も学校も『ソンホが成績に悩んでいて自ら飛び降りた』と結論づけ、カン・イナが調査の継続を懇願するも跳ね返されてしまう。

どうしても納得のいかない母親のカン・イナは独自で真相解明することを決意。

ソンホの親友オ・ジュンソク(ソ・ドンヒョ)の母親でカン・イナの友達ソ・ウンジュ(チョ・ヨジョン)がソンホのお見舞いに来て『自分もできるだけ協力する』というが、裏ではソンホの日記などいじめの証拠になりそうなものを集めようと動き始める。

同じ頃、ソンホの同級生のチョ・ヨンチョル(クム・ジュンヒョン)の母親イム・スッキ(イ・ジヒョン)は、息子がソンホに暴力を加えている動画を見てしまう。

カン・イナが調べを進める中で、ソンホの靴紐の結び目が普段とは異なることに気が付く。

これは、後から誰かの手によって現場が捏造されたものだと確信をもち…

最近流行っている『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』と同じような臭いがするドラマでした。

ドラマの冒頭、中学生の子供が屋上から転落して昏睡のところから始まるので、見ていてちょっと辛かったです。

もしかして学校で何かあったんじゃないかという母親の愛情を感じます。

一方で間違った子供の守り方をする母親。

本当に子どもを守りたいのなら、どうすべきかを考えさせられる対照的な家族(親)が描かれていました。

自分にも同じ年頃の子供がいます。

もう親の目の届く範囲で生きているわけではありませんが、こういう時に親は子供を信じて一緒に崖っぷちに立つことが大事だし、それが子度も未来につながると思いました。

パク・ムジンとカン・イナ素敵な一家です。

（40代・女）

パク・ソンホは『記憶』というドラマで見ました。

どこか切ない表情をする子役でしたが、今回も屋上から転落してしまう役でした。

この子役ですが、プライベートのことは全然知りませんがとても純粋そうに見えるので、実際でも両親からとても愛情を受けているんだろうと思います。

そういう役柄を同世代の子役が演じることで、韓国で問題になっているいじめについて回りの大人や友達と向き合うきっかけになってくれたらいいなと思います。

そしてパク・ヒスン、チュ・ジャヒョンの家族愛はとても素晴らしくうつっていました。

こういう一家を見ていると、いじめた側も心が痛みますし、いじめはどれだけ人を傷つけるのかよく伝わってくると思います。

（40代・女）

屋上から転落したパク・ソンホとその一家がぶれないで家族を信じて愛しているところが素晴らしいです。

それに比べ周りの歪んだ欲望や自己保身にばかり走るいくつもの家族の歪みも見えてきます。

韓国では学園ものでは必ずといっていいぐらい親の職業とか実家の経済力でいじめ問題が描かれていますが、これが韓国の実態なのでしょうか。

結局子供の差別意識は親が生み出していると思います。

子供の成績ばかりに気をとられてそれ以外の事が目に入らなくなっている教育ママ、何でもお金で解決できると誤信している親を見ていると、子供たちの将来も心配でしかなりません。

しかし、過ちにいち早く気が付いてカン・イナに謝罪にいった人もいました。

誰しも誤りを正しながら生きていくものです。

親の立場ですが、こういうのを見ると自分の生き方を考えさせられます。

（50代・女）

ソ・ウンジュ役だったチョ・ヨンジョンの演技がとにかく鼻につきます。

それぐらい憎らしい演技だったということなのですが。

そして、パク・ムジン役のパク・ヒスンはこんなにも穏やかな演技をされるのは意外でした。

それに、問題に真正面から向き合う姿勢もよかったです。

母親たちは韓国ドラマアルアルですがとにかくヒステリックというか感情をあらわにしすぎですね。

オ・ジュンソクの両親は最低でした。

結局そうやって自分が一番かわいい、自分が一番正しいという考えを改めないで感情をむき出しにしていると、子供も間違った優先順位をつけてしまうんです。

（50代・女）

中学生の男子生徒ソンホが屋上から転落をしてしまい、一時は昏睡状態という重症です。

一体ソンホの身に何が起こったのか？というところからドラマが始まります。

ソンホの両親は息子は被害者だと真相を暴こうとしていきます。

イジメの実態が発覚しても、周囲は知らぬ存ぜぬ。

このドラマでは、親子、夫婦、母親同士、友達同士など様々な関係性が描かれていて、ドラマ後半にはサスペンスカラーも強まっていきます。

結局は子供は親の被害者になってしまっていました。

そんな大人に振り回されているのに、しっかりした両親の元で育っているので被害者のソンホは優しくて強くて感動しました。

同じように妹も兄のために一生懸命つくしていて、子供は親を見て育つということを実感しましたし、私も改めなければと思い知らされました。

（40代・女）

どうしても母親目線で見てしまうので、まさか自分の子供が被害にあうなんて、自分から死を選ぶなんて、まさかいじめに加担するなんてと、受け入れたくない現実はあります。

でも、現実は現実。

目の前のことときちんと向き合って真実が間違った方向に向かっていたら、軌道修正しなければなりません。

それが子供をまっすぐ思いやりと正義感のある人間に育てるということです。

人の振りみて我がふり直せといいますが、まさにそれを反映しているドラマだと思います。

やはり韓国の英才教育レベルは日本とはくらべものにならないのですね。

『愛の不時着』でも悪党だったオ・マンソクですが、今作でも憎たらしい役を見事に演じられていました。

（40代・女）