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ド・ハナ(シン・イェウン)は同級生のハ・ミン(キム・ドンヒ)に片思いをしているが、自分の気持ちに正直になれずそっけない態度をとってしまう。

親友のキム・ハナ(イ・ナウン)がハ・ミンと仲良く話しているのを見て羨んでいた。

『ド・ハナがキム・ハナの真似事をしている』という評判がたち、彼女への劣等感を抱くド・ハナだったが、何と2人はお財布も同じものを持っていた。

チャ・ギヒョン(リュ・ウィヒョン)はバスケ部のエースのナム・シウ(シン・スンホ)を組対抗のバスケの試合に声をかけるが断られてしまう。

しかし、彼の程度は一転。

ド・ハナがバスケ部のマネージャーを志望していることを知り、チャ・ギヒョンからの誘いに乗る。

ド・ハナはそんなナム・シウの気持ちに気が付いてはいるものの、ハ・ミンのことが好きすぎてナム・シウのことは友達にしか思えない中…

高校生の仲良し6人組の日常が丁寧に描かれていてとても面白いドラマです。
エピソードはとくにドラマチックな展開があるわけではないのですが、その分リアリティーがあって、こういうドラマが韓国ドラマにもあるのだと新鮮でした。
それぞれに悩みや問題抱えていて、それらと上手に、ときには不器用に折り合いをつけながら、日々を一所懸命に過ごしている姿が胸にグッときます。
大人ではない、大人の少し手前にいる18歳という年齢の不安定さやキラキラした部分、ほろ苦さを上手に表現しているところが素敵な作品だと思いました。
各話ごとに設けられたテーマが毎回、考えさせられる内容になっていて、一つの話は10分程度と短いのですが、短さを感じさせないくらい奥深さを感じました。

（40代・女）

ド・ハナはなぜか周囲からの評価が低く、心無いことを言われることが多い女の子で、そのせいか自尊心が低く、素直になれず不器用という、複雑な面を持つキャラクターであるところに惹かれました。
陰口を言われたら言い返したり強気な面もありつつ、言われたことを引きずるなど繊細なところがあり、素直に自分の想いを言葉にすることが出来ないシーンでは観ていてやるせない気持ちになり、思わず応援せずにはいられませんでした。
普段はクールでテンション低めなところも好きですが、思いを寄せるミンのスキンシップに動揺したり、友達のためになら積極的に場を盛り上げたりするところはド・ハナの純粋で誠実なところが出ていて、そのギャップが魅力的だと思います。

（40代・女）

一見、綺麗な描写の青春ドラマに思われるが、実際は高校生にしかない、もどかしい気持ちや焦り、不安などがリアルに描写されている素晴らしい作品。
学園ドラマにありがちな、胸キュンだけの恋愛ドラマではなく、恋愛や友達関係、自分の進みたい夢など全てにおいて簡単にうまくいかないという、キャラクターそれぞれの葛藤が多く散りばめられており、共感できる。
恋愛ドラマなのに、全ての恋愛が思いの外うまくいかないところが現実味があって面白い。
大人になって忘れてしまっている、純粋な気持ちを思い出させてくれるような作品。
2人のハナのキャスティングが逆だったら有り得ないと思うほど、他のキャスト含め全員がそれぞれのキャラクターにぴったりハマっていると思う。
飽きることなく最後まで観続けることができた良い作品。

（20代・女）

主人公のドハナが注目のキャラクター。
とにかく見た目が綺麗で、透明感のある肌に綺麗な黒髪、ボブがとても似合う、まさに容姿端麗な女の子。
雰囲気は凛としているが、少し男勝りで友達想いなサバサバした性格が魅力的。
誰かが悪いことをしたら、すぐに周りの目を気にせずに注意できるのが素晴らしい。
キムハナが自分に対して酷いことをした時に、キムハナのことを見捨てずに自分から会いに行ってあげて、さらに自分が言ってしまった悪い言葉はしっかり謝る姿は本当にかっこよかった。
そんなドハナも恋愛や自分の将来について悩んでいて葛藤している姿が、どんな完璧で強く見える人もみんなそれぞれ悩みを持っているのだと気づかせてくれた。
キムハナと対照的な性格だったのも、ドハナが美しく見える理由であると思う。

（20代・女）

自分自身の学生時代を思い出させるドラマでした。
青春はどうしてこんなに理不尽で、ままならないことばっかり起こるんだろう、でもそれが青春の素晴らしさなのだと思わせてくれました。
描かれるすべてのエピソードが魅力的なのですが、特にミンに恋しているド・ハナの存在がリアリティに溢れていました。
好きな人の前で素直になれない気持ち、ライバルへのジェラシーや自分自身への劣等感がよく表されていました。
さらに、ド・ハナの回りにいる同級生たちのぞれぞれの葛藤も描かれていて、学園青春ドラマにとどまらない深い内容のドラマとなっている点も高く評価できます。
そして、そんな役を演じる俳優さんたちの演技も見事で、最後まで飽きずに見ることができました。

（50代・女）

注目のキャラクターは、主人公のド・ハナです。
一見、おとなしそうに見える彼女ですが、ドラマの中ではなかなかのひょうきんな面を見せています。
そのおもしろさと対象に、恋する女子の切なさやかわいらしさをみずみずしく表現していて、彼女を見ているだけで応援したくなるし、その魅力から目が離せなくなりました。
特に、クルクルと変わっていく感情に応じた表情の変化が好きで、見ているこちらの彼女と一緒に泣いたり、笑ったり、落ち込んだりしてしまいました。
最後までその愛らしさでドラマを引っ張っていく存在で、彼女でなければこのドラマは成功しなかったと思えるほどの存在感でした。まだまだ、彼女を見ていたいと思い、視聴後は少し寂しい気持ちになりました。

（50代・女）