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『カラーラッシュシーズン2』は、韓国の小説が原作の、運命的な出会いをしたコ･ユハン(ホ・ヒョンジュン元THE BOYZ)とチェ･ヨヌ(ユジュン)の男子高校生２人を描いた美しく儚いBLファンタジーラブストーリー。

2人には灰色に見える『モノ』とモノを識別させる『プローブ』が存在する。

コ・ユハンはチェ・ヨヌにとっては自分はプローブだという事実を知る。

一方チェ・ヨヌにはコ・ユハンが灰色のモノにしか見えなかった。

チェ・ヨヌ(コ・ユハンの大事なモノ)を誘拐されてしまったと知り、彼のことを探し求める。

そんなチェ・ヨヌの前にセヒョン(ハン・サンヒョク)が出現し、2人は一緒にあるミステリーを追及することに。

チェ・ヨヌが自分の大切にしているコ・ユハンと、失踪した母親の謎の真相を追及しながら、セヒョンとの関係が次第に変化しはじめ…

揺れ動く恋心とミステリー、そしてサスペンスといろんな見方ができる作品で、気がつくとどんどん引き込まれていきました。

冒頭で、ユハンが連れていかれた時には、あまりの展開に驚いてしまいました。

セヒョンは、ヨヌに惹かれていたはずなんです。

でも、両思いとはいきませんでした。

セヒョンがキスをした場面には驚きましたが、それはセヒョンの想像だったのです。

越えてはならないタブー。

若いセヒョンは、その壁を越えられなくて、もがき、それでもヨヌは離れられない。

そんな、苦しみや葛藤を感じました。

ラストで、ユハンのあまりの変わりように驚き、更なるドラマを期待しました。

切なくて、やるせなさを残しながらも、どこか甘酸っぱい気持ちを感じさせてくれる作品です。

（40代・女）

セヒョンが、とにかく切なかったです。

叶わぬヨヌへの想いを抱え、それでいてモノである苦しみにも抗っていた彼は、どれだけ傷つき苦しんできたことでしょう。

妹も失い、失意のどん底にいた彼にとって、たとえヨヌへの思いが叶わなくても、彼と過ごす時間は何よりも大切だったはずです。

もし、ヨヌがセヒョンの切ない気持ちに気づいていたら、現実は少しだけ変わったかもしれません。

たまに、視線がヨヌへの想いを語っているようでキュンとしてしまいます。

セヒョンが、自分の想いを告げなかったのは、最初から断られるとわかっていたからなのかもしれません。

そして、そうなった場合にはきっと立ち直れないほど、大きな傷となって残ったことでしょう。

（40代・女）

神経性の色覚認識が異常になると、世界が灰色にしか見えなくなって物が『プローブ』と呼ばれる人と出会うと、ある現象が起きて世界がカラーになるそうです。

この面白い設定とファンタジックさと私は余りBLドラマになじみがなくて最初はどんな中身なんだろうって興味本位で見始めたのですが、思いのほか切ないものでホロッときてしまうぐらいでした。

この「カラーラッシュ」のドラマの中の人物は、幻想的な世界の中にいて、平凡で想像力の乏しい私にはなかなか理解しがたい域のロマンスだったので吸い込まれそうになります。

でも、どういう世界で生きていても、人に対する情というか(愛情や恋愛感情など)大切な気持ちは共通していると感じさせられました。

本心を言わないでぐっと飲み込んだのも、相手を困らせたくない、自分の想いは叶わないものだというセヒョン(ハン・サンヒョク)の気持ちは鈍感な私にも刺さりました。

（30代・女）

ドラマ『カラーラッシュシーズン2』で注目したじんぶつは、主人公チェ･ヨヌ役を演じたユジュンです。

というのも、さきほどの感想部分でも書きましたが、このドラマはファンタジーミステリーな要素が強くて、色が無いイコール彼にとって目の前のものは『モノ』だということです。

そんな風に世界が写ってしまう役柄はとっても難しいのに、どても自然に演じられていたからです。

しかもBLとなると、相当役作りには苦労されたと思います。

幻想的な世界観なので、元々ある感覚なんてないでしょうし、元々はチェ･ヨヌ少々内向的な性格の持ち主なので余計に表現に苦労が多かったと思います。

そこを演じ切られた方なので、今後も色々な役柄のドラマを見てみたいと思いました。

（30代・女）

韓国のBL、ファンタジー、ミステリーが混ざったようなドラマでした。

シーズン1の時はシーズン2よりもファンタジーと恋愛要素が強かったような気がします。

シーズン2では誘拐からのなのでミステリーサスペンスが少濃くなりました。

1話あたり20分もなくサクサクと展開が進みます。

なので、目を離すと置いて行かれるしこのファンタジクでミステリーの世界に釘付けで集中して見ていました。

短いのによくまとまっていてよかったです。

でも、面白い内容なのでもっと長尺ものにしても面白いとも思いましたよ。

そして、キャストのビジュアルがいいのは女性ファンを集めやすかったと思います。

BLものはやはりビジュアル大切ですね。

（40代・女）

主人公のユジュンに注目をしました。

全体的に綺麗目のラインが揃っているので、BLといっても濃すぎない感じが出ているところが見やすいと思います。

それに、年齢の差はあったとしても高校生という設定なので、余り見た目のキャラクターが強すぎると入り込めない部分もあるので、ユジュンはじめ全体的に醤油系の線の細いラインが揃っていてよかったです。

中でもユジュンは演技もとても鍛錬されていたし、相コ･ユハン役のホ・ヒョンジュンもフィギュアスケートの羽生弦のように線が細く目力があって赤い唇がかわいらしかったです。

韓国は演技ドルという言葉もあるようにアイドルが俳優を兼ねながら芸能界で活躍していますが、VIXXもそろそろアイドルのイメージを脱却する時期がきたのかもしれません。

（40代・女）